雪国で鍛えた自慢の脚力をアピールした。ロッテ育成ドラフト5位の富山紘之進捕手(18=会津北嶺)が、新人合同自主トレに参加。約5年前から行っている持久力を測定するヨーヨーテスト(20メートルの往復走)を実施。富山はこれまで1位だった22年盗塁王の高部の2400メートルの記録を大幅に更新する3160メートルを走り、歴代トップとなった。「あんまり(記録の)意識はしてなかったんですけど、とりあえず、自分の限界まで走ってみようかなと思ってみました」と全力で走りきった。

1500メートル走でも新人10人の中で1位だった驚異の持久力は高校時代に鍛えられた。膝まで積もった雪の中で練習前に走るのが恒例。「気持ち的に鍛えられた」と体力と気力をつけた。新人選手は全員ライバルの意識を持つ。「自分がアピールできるのは全部していきたい。いっぱいアピールして、より早く支配下を取れるように」。存在感を発揮していく。

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