オリックス阿部翔太投手(31)が新喜劇芸人から切り替えの大切さを学んだ。24日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレした右腕は14日に安達、小木田とともに吉本新喜劇にゲスト出演。共演した間寛平らから、強烈なプロ意識を感じたことを明かした。

「安達さんと小木田とも話してたんですが(舞台が)バッと始まったら、プロやからスイッチのオンとオフがすごくて。舞台から袖に入ってきた時と、出た時の表情がびっくりするくらい違った。いやもう全員。僕らもプロなんで、通じる部分はあるかなと思いました」。阿部はプロ入り後3シーズン、すべて救援登板。ブルペンで準備する自らと、冗談を言いながら出番待ちする新喜劇芸人を重ねてイメージした。

年明けは日本生命グラウンドで中日大島らと自主トレを積んだ。「シーズン中に調子の波があったり疲れが出てしまう。筋力や体力的に落ちてくる。どうやって体を使って補うかというところを大島さんに聞いて、トレーニングしてきた」。大島から学んだ体の扱い方と同時に、新喜劇芸人のような切り替えも大事にして、昨年1試合届かなかった50試合登板を見据える。

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