まもなく、キャンプイン! 球春到来を前に、日刊スポーツのプロ野球12球団担当が、今季のチーム展望や布陣を予想しました。春季キャンプを経て、どのように予想が変わるかにも注目です。
<楽天>
【シーズン展望】
球団創設20周年の節目を迎えた楽天は、今江新監督のもとで昨季4位からの巻き返しを期す。躍進へのカギを握るのが投手陣再建だ。絶対的守護神だった松井裕がパドレスに移籍。その穴を埋める形で、通算114勝のエース則本が抑えに配置転換されただけに、先発陣は若手の台頭が不可欠だ。エース候補と目される早川と荘司が2桁勝利を飾り、岸、田中将の両ベテランが存在感を示せば、優勝争いを演じる可能性は十分ある。主砲の浅村を軸にした打線は、昨季ブレークした小郷、村林といった若手が再び活躍できるか、新戦力発掘が焦点になる。12球団最年少指揮官の今江新監督が、現役時代のような勝負強さを発揮し、東北に11年ぶりの歓喜を届ける。
【予想オーダー】
(二)小深田
(遊)村林
(右)小郷
(三)浅村
(左)島内
(DH)フランコ
(中)辰己
(一)鈴木大
(捕)太田
【予想投手陣】
先発=岸、田中将、早川、荘司
中継ぎ&抑え=藤平、鈴木翔、渡辺翔、則本
【予想布陣】
捕手→太田、堀内
一塁→鈴木大、阿部
二塁→小深田、茂木
三塁→浅村、渡辺佳
遊撃→村林、山崎
左翼→島内、田中和
中堅→辰己、中島
右翼→小郷、岡島
DH→フランコ、伊藤裕