阪神OBの赤星憲広氏(47)が3日、沖縄・宜野座の1軍キャンプで2年連続の臨時コーチを務めた。昨季1盗塁に終わった森下翔太外野手(23)に、歴代9位の通算381盗塁を誇る走りの極意を注入。岡田彰布監督(66)は「森下強化指令」出し、走塁技術向上を願った。

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

-今日は投内連係も。門別や茨木も軽快な動きだった

いやいや、だって11月の時にこいつらえらいうまいな思ったもん。はっきり言うてな、高校生の1年目にしたら。全然うまいよ、はっきり言うて。あの安定感あるしな。慌てるそぶりもないし、普通にやっとるよな。

-監督の求める1軍のレベルは超えているのか

1軍レベルいうか、普通にみんなと連係でもちぐはくにならんやんか。普通にいけてるというな。

-ドラフト2位の椎葉もここに来る前に自信あると言ってた

うーん、そうやろな。元が野手いうかなキャッチャーもやってたからな。

-自分のためにも大事

今日でも、初めてやけどなこっちで見るのは。サブとかで投内やってたかもわからんけど。落ち着いてやってたんちゃう? 椎葉でもな。別にそんなん新人な、タイミング的にも変なタイミング別になかったしな。

-シートノックも含めて投内でも監督の求める緊張感は出ていたか

それはもう去年から当たり前の普通のことと思ってやってるからな。別に今年特別にやったわけでもないし、言うたらそこがね、守りから入るというか、まず基本は守りからっていうことやからな。だから、去年のキャンプと一緒で継続して守りからキャンプはやると31日に言うたから、それはみんな分かってるやろな。

-気になることもなくゆっくり見られてるか

おん、何も言うてないよ、だから。別に間違ったことやってないし。あまりにも連係が違うとかやったらあれやけど、別にそんな感じでもないし。今日が初めてメインで投内とか連係やった割には全然スムーズに流れたんちゃう。

-前川の右翼守備は成長してるか

いや、だから近本もそうやけど左投げって難しいやんか、なあ。一番難しいのレフト線やんか。ライトの時とレフトの時とだいぶ違うやん、スロー。近本はセンターやからある程度どっちも投げなあかんけど、その辺やなあ。

-昨年から進歩は

去年のシーズン中ってちょっとしかいてなかったから分からへんやん。すぐケガしてたやん、去年は。まあ守備はちょっとは目つぶるとこあるよ、そら。どっちかと言うとバッティングで生きる方やもんな、前川なんかは。

-ランチは大山と一緒に井上を打たせた

分からん、朝見たら大山、井上になってたから。決めたんちゃうから。去年から言うてるけどな。土日は大物にしとけよと。小物はあかんでって。内野の頭越すようなんばっかりはあかんでと。土日はお客さん多いから。だからああしたんちゃう。

-井上にとっても目の前で大山を見るのは良い勉強

そらなるなる。全然なるよ。(井上は)今年勝負の年になるかもわからんからな。年齢的にもな。5年目か。大事な年やわな、そろそろな。大学4年間行ったことを考えたら本当の勝負かもわからんわな。

-3日連続でブルペンに入った投手も

おれ今日ブルペン見てないよ。若いのは休ますって安藤(投手コーチ)も言うてたし。ブルペンは普通やろ。普通言いながらいちばん投げてるの、加治屋と島本やった(笑い)。何のために向こう行かしてるのかわからん。球数2日間見たらいちばん多い。ゆっくりせえ言うてるのに。

-調子がいいんですかね

そら投げられる言うことは調子いいんや。