阪神はヤクルト投手陣に1安打無得点に抑えられ、オープン戦2連敗となった。

開幕投手候補の先発・村上頌樹投手(25)は3回3安打1失点と上々の投球。初回は先頭の西川に右前打、2番青木に右安打を許し、無死一、三塁のピンチを迎えたが、3番サンタナを併殺打に打ち取り、1失点に抑えた。2回以降は立て直し、最後は3番サンタナから147キロ直球で空振り三振を奪い、役目を終えた。

救援陣は4回から島本、漆原、及川と無失点リレーを続けた。

ただ、打線は途中出場の熊谷の1安打にとどまった。

阪神のオープン戦での1安打完封負けは03年3月16日巨人戦(0-2、甲子園、5回終了降雨コールドゲーム)以来。21年前は高橋尚成に5回1安打無得点。唯一の安打は広島からFA移籍し、実戦初出場の金本知憲が放った。

また、9イニングを消化しての1安打完封負けは95年3月28日オリックス戦(神戸)以来29年ぶり。星野ら4投手の前に8回久慈の左前打のみで、スコアも今回と同じ0-1で敗れている。

 

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