阪神がオープン戦7戦目で今季初勝利を目前に、まさかの逆転負けを喫した。球団では初戦からの7連敗は引き分けを挟むと14年以来。初戦から7戦7敗は2リーグ分立後の50年からではワースト記録となった。

5点リードの8回に4失策がからみ一挙6失点で試合をひっくり返され、この回に登板した桐敷は1イニング46球を要した。試合後、岡田彰布監督(66)は「こんなんなあ、普通は起きひんけどなあ。なんにも言わん方が気が引き締まるんちゃうか。ごちゃごちゃ言わん方が」と苦笑しながらも、冷静に話した。

岡田監督の一問一答は以下の通り

-桐敷がかわいそうな内容に

なあ。初めてやな、俺も。1イニング、4失策って。

-1アウトとる間に、失策が続いた

2アウトからやろ? すごいことが起きるなあ。

-風もあって、外野は難しさがあった

難しさっていうか、浜風は、いつものアレやからなあ。前川も久しぶりにライトを守ったけど。森下もセンターを守ってなかったけど、なあ。普通の当たりやけどな。

-野球の怖さを再確認

野球の怖さて。まあ、そういうことやろうなあ。

-オープン戦でよかったという試合だった

まあ、そうやな。シーズンでは、そんなメンバー変えへんからのお。そらな。まあ今日は外野がおらんかったからなあ。小野寺とか植田もファームの試合に行ってたから。もういてなかったんや、外野。

-小幡も珍しい

まあなあ。普通に、慌てることないのになあ。

-追うような立場の選手のああいうミスは寂しいか

まあでも、あのへんは1軍に残るような選手やからのう。ポジションはどこになるのかわからんけどなあ。外野にしても。

-かえって気が引き締まる一戦になるか。

気が引き締まるていうか、こんなんなあ、普通は起きひんけどなあ(笑い)。なんにも言わん方が気が引き締まるんちゃうか。ごちゃごちゃ言わん方が(笑い)。

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