オイシックス新潟が西武に3-0で勝ち、待望のイースタン・リーグ初勝利を挙げた。1回無死二、三塁から3番高山俊指名者(31)の二ゴロと4番小西慶治三塁手(25)の中前適時打で2点を先制。3回には2死一、二塁から8番片野優羽捕手(19)の適時二塁打で1点を追加した。

投げては先発した能登嵩都投手(22)が5回3安打101球の粘投で初の勝利投手になった。6四死球を与えるなど毎回走者を背負ったが、要所を締める投球で得点を与えなかった。能登は「カウントが悪くなったりランナーが出た場面でもきっちり変化球とかは低めに投げきれて打ち取ることができたのでよかった。結果的に0で抑えられたが、内容は良いとは言える内容ではないので、そこは改善点」と次を見据えた。

5戦目にして、ついに挙げた初白星に橋上秀樹監督(58)は「ようやくなんとか1歩目が踏み出せてホッとしました」と喜びの声を上げた。