オリックスは日本ハムに完敗し、2連敗で勝率5割に逆戻りとなった。先発した椋木蓮は、2年ぶり1軍登板で復活星とはならず。1回に6本の長短打を浴び、いきなり自己ワースト4失点。早いカウントから甘い球を打たれ「(ストライク)ゾーンで行こうと言われていたけど真ん中ばかり。もっとコースを狙っても良かった」と悔やんだ。

充実感もあった。右肘痛によるトミー・ジョン手術、育成契約から支配下再登録を経ての597日ぶりのマウンド。「3回4失点と数字だけ見たらひどいけど、1軍で投げるのが、すごく思うこともある。悔しいけど、すごくいい1日になった」と前を向いた。

中嶋監督も責めなかった。「シーズン後半、どうしたって戦力になってもらわないといけない。(1軍で)投げられたことをまずほめたい」と21年ドラ1右腕の今後の復調に期待した。

▽オリックス平井投手コーチ(4失点の椋木について)「現実を受け止めて、良くなることを目指してやって欲しい。元の状態に持っていってもらいたい」

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