阪神岡田彰布監督(66)が日本ハム新庄剛志監督(52)を揺さぶった。「日本生命セ・パ交流戦2024」の初戦だった28日の日本ハム戦(甲子園)は雨天中止。先発予定だった相手の山崎福也投手(31)は、29日にスライドしないが「明日(山崎を)3番に入れたら、大したもんやけどな」と不敵に笑った。堂々の3連勝宣言してきた新庄監督に岡田節で挑発返し。28日に広島が勝利したため13日ぶりの首位陥落も、どっしりと戦いに臨む。

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鼻息荒い? 新庄監督に、岡田監督は余裕の応戦だ。28日の交流戦初戦は雨天中止。この日先発予定だった日本ハム山崎福は、打撃に定評のある左腕だ。スライドせずに29日は伊藤の先発が決まると、指揮官はにやりと笑った。

「明日3番に入れたら、大したもんやけどな。フッフッフ」

初戦に向けて「ピッチャーは3番もありうる。6番とか」と話していた新庄監督。そのコメントはもちろん岡田監督の耳にも入っていた。この日は「明日3番に入れるんちゃう、だから。そういうことちゃうの?」とニヤリ。「今日でもほんまに3番入ってたか分からへんけどな」と続けた。打力を評価するなら、マウンドに立たなくても、野手として打線の一員に…。3連勝を狙って「ぐっちゃぐちゃにしてやろうかな」と意気込んでいた新庄監督の挑発に、機知に富んだ岡田節で挑発返しだ。

虎の打線は1番近本から不動のオーダーで臨むことが濃厚だが、前カードの巨人戦では0点、3点、1点と猛打爆発が遠い。雨で流れた1日がプラスに働けばいいが、報道陣の問いかけに指揮官は笑って流した。「それは明日の結果が出てからやろ。いい雨やったと思うのは。休んで打てんのやったら苦労せえへんわ、休ますよ、そんな」。それぞれが奮起して現状を打開するしかない。

「ずっとそろそろ言うてるやんか、開幕から。まあこればっかりはゲーム始まってみんとなあ。全然兆しがないのに爆発することはあるしなあ」。この日試合のあった広島が勝利し、5月15日以来の首位陥落。チームの現状にも、相手の「陽動作戦」にも揺さぶられずどっしりと、仕切り直しで迎え撃つ。【磯綾乃】

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