阪神才木浩人投手(25)が、苦境のチームを救う投球を見せた。今季自身3度目の完封勝利で、リーグトップタイの6勝目。1点リードを最後まで守り切った。5月12日のDeNA戦(横浜)に続く、今季2度目の「1-0」での完封劇だ。
シーズンに2度の「1-0完封」は、球団では14年のメッセンジャー以来、10年ぶり。日本人に限ると74年古沢憲司以来、50年ぶりのことだ。敵地で2度は69年江夏豊以来、55年ぶり。
チームは貧打に苦しみ5連敗中だった。2日連続でサヨナラ負けを喫しており、なんとしても勝ちたい一戦で仕事を果たした。
才木は今季、3月31日巨人戦では2連敗で、4月14日中日戦では3連敗で、5月5日巨人戦では2連敗で、それぞれチームの連敗を止めてきた。まさしく連敗ストッパーだ。
初回に1番森下翔太外野手(23)のプロ初となる6号先頭打者本塁打で先制。初回の1点、“スミ1”を守り切った。8回2死三塁のピンチも1番岡を空振り三振。9回無死一、二塁のピンチでソトを遊撃への併殺打、最後は2死三塁でポランコを二ゴロ。“魔の9回”を乗り切った。
4日連続で9回に1点差を追いつき、引き分けを挟んで11連勝中だったロッテを止めた。



