甲子園の歓喜-。楽天内星龍投手(22)の力投が、劇勝を呼び込んだ。

「日本生命セ・パ交流戦」の阪神戦に先発し、6回8安打2失点(自責1)。自身に勝利はつかなかったものの、9回に小郷の逆転2ランが飛び出し、球団史上初の交流戦3カード連続勝ち越しを飾った。内は「今日は先制点を与えてしまい、リズムをなかなかつくれなかったんですけど、最後粘ったことで報われたという思いはあります」とうなずいた。

プロ入り後、初の甲子園で気合が入っていた。だが、3回に連続三振で2死を奪った直後、中野と前川の連打で先制点を献上。5回1死満塁から森下に中前適時打を許したが「中継ぎでのピンチの場面が生きているかなと思います」。昨年、リリーフとして何度も修羅場をくぐり抜けてきた経験を存分に発揮。いずれも最少失点でしのいだ。

履正社(大阪)3年時の20年、コロナ禍により春夏の甲子園が中止になった。高校球児にアピールの場を提供するため、同年8月に甲子園で行われた「プロ志望高校生合同練習会」に参加。シート打撃で打者5人に無安打1四球と好投し「人生の分岐点になったところもありました」。練習会以来の聖地で奮闘。今季3勝目は逃したが、交流戦首位タイを死守する原動力となった。【山田愛斗】

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