ロッテ打線もマリンの風も勢いを増し、止まらなかった。

先制された直後の1回裏、先頭から9者連続出塁。高部の左翼線二塁打を皮切りに、打線の勢いが止まることはなく1死も取られずに先発全員が出塁し、8安打8得点。3番藤岡の四球以外はすべて安打で、打者一巡したところで楽天先発松井を早々にノックアウト。代わった桜井には3人で抑えられたが、34分間の長い攻撃時間で一気に試合を決めた。吉井監督は「いつも初回のビッグイニング狙って打線組んでるんですけど、今日はうまくいきました。こういうことは10年に1回ぐらいだと思うんですけど、良かったと思います」と理想通りの展開になった試合を振り返った。

風速最大18メートルと強風が吹き荒れる中、打線の猛攻は1回だけでは終わらなかった。4回、6回にも打者一巡で追い打ちし、先発6人の猛打賞はパ・リーグタイ記録。指揮官は「風で集中力さえ切らさなかったら今日は打者の方が有利だったと思う。打者たちは波があると思うけど、今は上がってきてると思うので、このままその波を大きく揺らさないでいってほしい」と次戦以降の好調の維持も願った。

21安打18得点の快勝を飾ったこの日、24年シーズン主催試合の観客動員数が球団史上最速で100万人を突破した。ファンの声援の後押しも受け、さらに勢いを加速し続けていく。【星夏穂】

▼ロッテは初回に1番高部から8番田村まで8者連続得点。ロッテが初回に8点以上は84年9月16日阪急戦の9点以来2度目で、初回先頭打者から8者連続得点は球団史上初めて。ロッテは高部、小川、ソト、ポランコ、角中、田村の6人が猛打賞。猛打賞の1試合最多人数は7人(1リーグ1度、セ1度)だが、パ・リーグで1試合6人は03年7月27日ダイエー、同年8月1日ダイエー、同年8月18日近鉄、04年8月27日ダイエー、08年10月1日日本ハムに次いで6度目のタイ記録。

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