秋季リーグが開幕し、甲南大は大産大に完封で白星スタート。プロ注目の最速149キロ右腕・岡本駿投手(4年=城南)が先発し、巨人などプロ6球団のスカウトの前で7回無失点の好投を見せた。史上初の8連覇を目指す天理大は、今秋から1部昇格の関西外大に7回コールド勝利の好発進。大体大は関西国際大に逆転で秋初勝利を収めた。

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岡本は105球で粘りの投球を見せた。2回と3回以外の5イニングで得点圏に走者を背負った。7回のピンチでは、マウンドに来た谷口純司監督(61)の激励で「気持ちが楽になって、落ち着きを取り戻した」と、2死一、三塁から遊ゴロに打ち取った。この日の最速は146キロを計測。加えて「コントロールが抜群だった」と谷口監督が語ったカットボールを生かし開幕投手の役目を果たした。

腰痛で今春の開幕戦後から約3カ月をノースロー調整。オープン戦も3試合ほどの登板だったが、完治させ上がったマウンドで力を示した。「省エネピッチングで、打たせて取る、リズム良く行く投球を意識した」と振り返った。

高校時代は主に内野を守っていた岡本について、視察した巨人岸スカウトは「できは本来の半分くらいでは。伸びしろはまだまだある。投手経験が浅い中でここまで投げられていることが魅力」と評価。谷口監督はこの日プロ志望届を提出したことを明かした。【塚本光】

◆岡本駿(おかもと・しゅん)2002年(平14)6月12日生まれ、徳島県勝浦町出身。横瀬小2年から勝浦タイガーススポーツ少年団で野球を始め、勝浦中では軟式野球部に所属。投手と遊撃手。城南(徳島)では主に内野手で1年秋からベンチ入りし、2年秋以降は背番号6で遊撃手として出場。天理大では投手として1年からリーグ戦に出場。楽天則本昂大を参考にしている。遠投約110メートル。最速149キロ。186センチ、80キロ。右投げ左打ち。