敗退チームのドラマにスポットを当てる「胸張ってイイじゃん」を随時掲載し球児たちの奮闘に迫ります。

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北野(大阪)大良健太投手(3年)

大阪一の進学校の投手が今春センバツV校相手に3年間の集大成をぶつけた。4回から1回0/3を投げて6失点。もちろん悔しいが、大良は「ほんまに野球もめちゃくちゃハードやったし、きついなって思うんですけど。空いてる時間は勉強か野球しかしていなかった。でも楽しかったです」と誇らしげに話した。

通学に1時間半かかってでも「勉強と野球を両立したい」と北野を選んだ。校則により午後6時15分完全下校のため、普段の練習は短時間集中。帰宅後は毎日2時間の勉強に励む。それでも、この試合までの1カ月は勉強時間を削り、野球に打ち込んできた。

ここからは本格的に勉強漬けの毎日が始まる。目指す進学先は、東大か京大。大学でも野球は続ける予定で、東大野球部にも京大野球部にもいる先輩たちに話を聞いている。そして、いまの将来の夢はパイロット。兄の影響だ。医学部に進学した兄が一時期憧れていたため、「かっこいいな」と自然と興味を持つようになった。

「3年生の人数が少なかったんですけど、ほんまに仲良くできて、きつい練習も一緒に乗り越えて楽しかった。でも個人的には最後、やっぱりピッチャーで貢献できなかった悔しさが強い」と正直に打ち明けた。悔しさは大学で晴らす。【佐藤妙月】

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