オリックス比嘉幹貴投手(41)が今季限りで現役引退することが15日、発表された。沖縄出身。コザ、国際武道大、日立製作所から09年ドラフト2位入団のベテラン。老練な技巧を誇る変則サイド右腕としてブルペンを長年支えた。15年目の今季は4試合のみ。4月上旬に1軍登録され、同24日に左膝の鵞足(がそく)炎で登録抹消されていた。通算成績は417試合、26勝11敗3セーブ、93ホールド、防御率2・65。球団を通じてコメントを発表した。

「今シーズンをもちまして現役を引退させていただきます。入団した当初は、この年齢までユニホームを着て戦えるとは思っていませんでした。

振り返ると15年間のプロ野球生活でしたが、毎年のようにケガをしたり上手くいかないことが多く、つらい時間が長かったです。

そんな中、監督、コーチ、球団スタッフ、トレーナーチームをはじめ周囲の皆さんの多大なお力添えをいただけたことで、ここまでプレーすることができました。心より感謝しております。

野球を教えてくれた父、どんな時も見守ってくれた母、文句一つ言わず野球中心の生活をさせてくれた妻、息子達。家族の支えで今があります。ありがとう。 ファンの皆さん、私は京セラドーム大阪のマウンドが大好きです。マウンド上でいただいた、あたたかい声援は、いつも背中を押してくれました。大きなパワーをもらいました。うれしかったです。

2014年に優勝することができず、チームとして本当に苦しい時期が長くありました。どんな時でも声援を送り続けてくださり、やっと優勝できた時に、ファンの皆さんと喜びを分かち合えたときは、幸福感でいっぱいでした。御堂筋での優勝パレードの景色、一生忘れません。

色々なことがあったプロ野球人生でしたが、恵まれた環境の中でプレーができて、日本一も経験させてもらい本当に幸せ者です。オリックス・バファローズに入れて良かったです。

球団からは記者会見や引退セレモニーの打診もいただきましたし、本来であれば、皆さまの前で直接お伝えすべきところではありますが、私自身、そういったことが本当に苦手な性分であり、こうして球団や報道を通じてのご挨拶となりますことをお許し下さい。15年間、本当にありがとうございました」

今オフにはT-岡田、安達も引退することが発表されている。

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