ヤクルト戦はお任せあれ! 阪神ジェレミー・ビーズリー投手(28)が、好相性を発揮する6回2安打1失点。9月6日ヤクルト戦から中8日空けての再戦で、今季4戦4勝とまたもキラーぶり見せた。

「正直うれしいです。シーズン終盤にきて、ゲーム差が少なく、負けられない中、こういうゲームができてよかった」と充実の汗を拭った。

初回は制球に苦しんだ。2死三塁から暴投で先制点を献上。さらに連続四球で一、二塁とピンチを招いた。「ちょっと自分の思ったところからずれて投げていた。感覚的に困っていた」。そんな反省を胸に、長岡を一ゴロに仕留めて最少失点にとどめると、しっかり修正を加えて立ち直った。

28球を要した初回とは対照的に2回は11球で3者凡退。「早くアウトを取って野手には打撃に集中してほしかった」との思いが通じ、直後に佐藤輝と前川の2者連続弾で逆転に成功した。リードをもらうと、一気にテンポアップ。3回1死から主軸を5者連続三振に斬るなど、来日最多タイの9奪三振。「フォークが一番よかった。思ったところに投げられてストライクを取れた」とツバメ打線を圧倒した。

登板数は12試合と多くないが、8勝2敗と貯金を6つも生み出している。ヤクルト戦の4勝はカード別最多で防御率1・17の安定感。「誰が調子が良くて、誰が悪いかをしっかりわかっている」とメリハリをつけた投球で勝ちをもぎ取った。白星は12勝の才木、9勝の大竹に次ぐチーム3位。助っ人右腕の頼もしさが、シーズン終盤の勝負どころで増し続ける。【林亮佑】