広島がDeNAに完敗し、自力優勝の可能性が消滅した。今季初の中5日登板となった森下暢仁投手(27)が誤算だった。1回、牧に先制ソロを被弾すると、同点に追いついた直後の2回には集中打を浴びた。先頭から4連打で2点を勝ち越され、1死後にも2本の適時打を浴びた。2回までに今季ワースト6失点。DeNAと前回対戦した3日も4回までに5失点したが、この日も序盤の大量失点が大きく響いた。「ゲームを壊してしまったので、申し訳ないです。しっかり反省点を探して、次に向けてやりたい」。3回以降は立ち直ったものの、5回8安打6失点。自身4連敗で8敗目を喫し、8月まで1・65だった防御率は2・44まで悪化した。
中継ぎ陣も、終盤7回以降に守備のミスが絡んで失点を重ねた。広島の躍進を支えてきた投手陣が大崩れとなり、今季ワースト18被安打、今季2度目の2桁失点となる11失点。勝負の7連戦を1勝6敗と大きく負け越した。ペナントレースの行方を左右する9月戦線で、3勝11敗の急失速。4日まで首位を守りながら、2週間もたたないうちに自力Vの可能性が消滅。新井監督は「残り試合は少ない。目の前の試合を戦いたい」と懸命に前を向いた。【前原淳】



