プロ通算525本塁打の清原和博氏(57)を父に持つ慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)が、またもやジュニア対決を制した。5日の1回戦で同点打を放っていた元ロッテ渡辺俊介氏(48)の長男、東大・渡辺向輝投手(3年=海城)から、この日は第2号の先制ソロ。2安打2打点で勝ち点獲得に貢献した。早大は立大を下して、勝ち点を3に伸ばした。
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清原が勝ち点獲得を懸けた「ジュニア対決」を制した。0-0の4回。元プロ野球選手の父さながらのアンダースローから東大・渡辺が投げた初球90キロカーブをすくい上げ、弾丸ライナーで左翼席へぶち込んだ。「勝ち点を取るためだけに集中しました」と勝負強さを見せつけ、東大に2年ぶりに黒星を献上した前日の嫌なムードを振り払った。
9月にエスコンフィールドで開催された東京6大学オールスター戦を機に、「キヨさん」「ナベ」と呼び合う仲となったが、今秋の対戦では、1回戦の同点打を含む計5打数3安打と圧倒。渡辺を「タイミングのつくり方を持っていかれてしまうような、キヨさん主導になってしまう感じがしました」と脱帽させた。
堂々と振る舞いながらも、実は神宮でのプレーに緊張している。観客席で観戦していた父からは試合前、「リラックスして楽しんで、センター返ししてこい」とエールをもらった。「真剣にやってきたんだって言い聞かせて、打席に入ったら楽しむだけ」とリラックスすることを意識し、チームに勝ち点をもたらすアーチを描いた。
残すは2カード。「自分のすべてをかけて全力で戦っていきたい」。力強いまなざしで、大学野球人生をやり抜くことを誓った。【佐瀬百合子】



