巨人井上が野望を口にした。6日、母校の群馬・大胡小を凱旋(がいせん)訪問した。校舎は今も変わらない。昔は大きく見えた体育館は少し狭く感じた。図書室に通う読書家だった左腕は「置いてある本はもう全部読みましたよ」と当時を懐かしんだ。

高学年の時、授業が終わるチャイムが鳴ると、よく図書室に向かった。ギネスブックを読むのが好きで、世界一の記録に子ども心をくすぐられた。イチロー、松井秀喜らのスポーツ選手に加え、戦国武将の伝記を読みあさった。特に織田信長がお気に入り。「強さがいいなと思ってました。偉人(の本に)? なれればいいと思います」。当時は想像もしなかった“野望”を抱き来季に目を向ける。

今季は歴史的な群雄割拠だったセ界を勝ち抜きリーグ制覇を達成した。ただDeNAに下克上をくらい、天下統一には届かなかった。追加招集ながら初の侍ジャパン入りとなったプレミア12では、開幕投手として先陣を切った左腕。約350人の児童の前で「日本代表に毎回選ばれるような選手になりたい。小学生から憧れられるような選手になりたい」。球史に残る偉人級の活躍を誓った。【上田悠太】

【関連記事】巨人ニュース一覧