ロッテは“初づくし”の1勝となった。
高卒2年目の寺地隆成捕手(19)が、プロアーチを放った。楽天先発左腕の早川を相手に0-0でむかえた3回2死。カウント1-1から145キロ直球を捉え、弾丸ライナー性の打球はそのまま右翼スタンドに入った。勢い止まらず、8回にもこの日2本目のソロ本塁打を放った。
ヒーローインタビューでプロ初本塁打の感想を聞かれ「素直にうれしいです」」。ホームランボールについては「両親に渡そうかなと思います」とうれしそうに語った。
新外国人オースティン・ボス投手(32)が来日初勝利。初回からテンポ良く投げ込み5回1/3を4安打無失点。3度目の登板でようやく欲しかった初白星を挙げた。
木村優人投手(19)はプロ初ホールドを記録。7回に3番手で登板し、同学年同期の寺地とバッテリーを組み3者凡退に抑えた。これで初登板初勝利を達成した3月30日ソフトバンク戦から打者21人に連続無安打投球を継続中だ。
▼19歳7カ月のロッテ寺地がプロ初本塁打を含む1試合2本塁打。10代の捕手が1試合2本塁打は57年山本八郎(東映)、80年香川伸行(南海)、06年炭谷銀仁朗(西武)に次いで史上4人目となった。ロッテの10代捕手が本塁打を放ったのは57年醍醐猛夫以来、球団68年ぶり2人目。
◆寺地隆成(てらち・りゅうせい)2005年(平17)8月19日、東京都生まれ。小学1年から野球を始め、錦糸中時代は城東ボーイズ所属。3年の2学期から明徳義塾中に転校。明徳義塾では1年春からベンチ入りし、2年夏に甲子園出場(3打数2安打)。3年夏にはU18W杯で日本代表に選出された。23年ドラフト5位でロッテ入団。24年10月3日日本ハム戦でプロ初出場し、初打席で二塁打。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸550万円。



