阪神前川右京外野手(21)がいきなり存在感を見せた。0-0の初回2死満塁。「絶対に打ってやる」と入った打席で、2ストライクからの3球目だった。

「ランナーを返さないといけなかったので。コンタクトしようという気持ちでいきました」

広島先発森下の145キロスライダーを逆方向にはじき返し、三遊間を抜くを決めた。森下、佐藤輝、大山の後を受ける6番の打順。この場面も、2死から主軸3人がつないで回ったチャンスだった。「クリーンナップの方がつないでくれたので。点を取れて良かったです」。

これで8日ヤクルト戦(甲子園)から、自己最長タイとなる7試合連続安打。それでも満足はせず試合後は課題を口にした。「打っても1本止まりなので。2本目をどうするか、考えたいなと思います」。

今季出場した15試合中、11試合で安打を記録。一方で複数安打は、そのうちの3試合だ。この日も唯一の打点を挙げながら、その後の3打席は凡退していた。チーム2位の打率2割8分をマークしながらも、見据えるレベルはさらに上。貪欲に「2本目」を求め、さらなる結果を目指す。【波部俊之介】

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