セ・リーグが、27年から指名打者(DH)制度を採用すると発表した。4日、都内でセ・リーグ理事会を開き、6球団の理事らが話し合い採用を決めた。高校野球、大学野球が相次いでDH制導入を決めたことで、日本国内の主要野球団体で同制度を採用していないのはセ・リーグだけとなっていた。

【プロ球界のDH制変遷】

【MLB】

▼73年 ア・リーグが導入。

▼20年 コロナ禍で、この年のみナ・リーグも導入。

▼22年 ナ・リーグも導入し、全体で制度が統一された。

【NPB】

▼75年 パ・リーグが正式に導入。「打撃の弱さ」や「観客動員の低迷」への対策として採用。

▼76年 オールスターゲームで一部試験的に採用開始。

▼80年 日本シリーズでパ主催のみ採用。現在まで継続。

▼05年 交流戦で「主催球団ルール」採用が決定。セ主催試合はDHなし、パ主催はDHあり。

▼10年~ セ・リーグ内で巨人、DeNAなどが「DH制導入検討」を公表も、本格導入には至らず。「伝統」や「投手の打撃も野球の魅力」との声で議論停滞。

▼20年 新型コロナ特例として、セ・リーグ主催の交流戦でも一時的にDHを採用も、継続に至らず、翌年から元に戻る。

▼21年~ ファームでのDH制拡大や大学での導入拡大を受け、議論を継続。

▼25年8月4日 セも27年からDH制採用を決定。

セ・リーグ27年からDH制導入、理事会で正式決定 制度統一と国際化の流れ受け方針転換