左手関節の骨折で手術を行い、離脱していた中日福永裕基内野手(28)が約3カ月ぶりに実戦復帰した。
7回表の守りから二塁に入り、場内アナウンスで福永の名前がコールされると、スタンドからは大歓声が起きた。「ものすごくうれしかった」と喜んだ。
打球を処理する機会はなかったが、中継プレーなどに参加。8回には復帰後初打席に立ち、強い当たりの右飛に倒れた。「無事、実戦復帰できた。リハビリ期間中から、たくさんの方にサポートしてもらってここまで来られた」と支えてくれた周囲に感謝した。
プロ3年目は背番号を7に変更。「3番・二塁」で主軸を期待されたシーズンだった。開幕直前の3月18日のオープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で守備中に右膝側副靱帯(じんたい)を損傷。5月24日に1軍に復帰したが、27日ヤクルト戦(神宮)で本塁へヘッドスライディングした際に相手捕手と接触し、左手関節を骨折。手術を受け、地道なリハビリを続けていた。
「いろんな感情があった。悔しいとか、焦りだとか…。3カ月くらいの期間を自分のものとするしかないと割り切ってやっていた。今日は打席に立ててよかった」と話した。3日の2軍広島戦では2打席立つ予定で、今後は試合を重ね、実戦感覚を取り戻していく。
「1軍はCSに向けて頑張っている。少しでも早く貢献できたら。手首も右膝も全然心配はない」。13年ぶりのCS進出へ、バットで力となるために1日も早い1軍復帰を目指す。



