今年6月に89歳でこの世を去った巨人終身名誉監督を務めた長嶋茂雄さんの逝去記念礼拝が9日、都内にある母校の立大池袋キャンパスで行われた。野球界にとどまらずスポーツ界のリーダーとして日本社会に大きな足跡を残した偉大なるOBをしのんで、現役部員ら同校関係者約110人が出席。長嶋さんと同学年で“立大3羽がらす”の一翼を担った本屋敷錦吾氏(89=元阪急、阪神)は兵庫県内にある自宅から駆け付け、5分近くに及ぶ追悼の言葉を寄せた。
本屋敷氏は長嶋さんと共に黄金時代を築き、57年春秋連覇に貢献。苦楽を共にした4年間を通じて「人間的な大きさ。何にもこだわらない天真らんまん。まさに長嶋茂雄は永遠に不滅です」と訴えた。別れを惜しむように献花し「あれほどスケールの大きな人間はいなかった」と名残を惜しんだ。
この日は同校に寄贈された長嶋さん関連の品々60点を展示する特別展も1日限定で実施され、展示室は長嶋さんのサイン入りの木製バットや学生時代の写真で彩られた。西川侑志主将(4年=神戸国際大付)は「長嶋さんの偉大さを改めて感じました。縦じまのユニホームに誇りを持って秋のリーグでプレーしたい」と誓った。【平山連】



