阪神梅野隆太郎捕手(34)が「東キラー」ぶりを見せつけた。昨年4月14日以来の「2番捕手」で出場し、初回1死の打席でさっそく東から左翼フェンスまで飛ばす二塁打。5回には鋭い左前打でファンから大喝采を浴びた。リーグ屈指の左腕には昨年から10打数6安打。対戦の可能性があるCSファイナルステージに向けて、背番号2の存在がクローズアップされた。
「優勝したあとだけど、応援してくれるファンがたくさんいる。負けてしまって反省点はあるけど、変わらず集中したいです」と表情を崩さずに話した。東との好相性については「誰が来ても何とか結果を残すというか。それがたまたま。やられると相手も考えてどんどん変わってくるだろうから」と冷静だった。
最近出場した4試合で7安打と、持ち味の力強い打撃で貢献している。先発マスクは今季30試合目。この日は坂本が休養のためベンチ外だった。藤川監督は「打撃の状態も非常にいいので、2番で攻撃的にいった方が梅野の良さも出るのかなと」と打順の意図を明かした。短期決戦に向けた選択肢のバリエーションがまたひとつ加わったようだ。
試合は筒香に浴びた手痛い1発で逆転負け。梅野は悔やみながらも、次を見据えた。「バッテリーとして反省。でもここで終わりじゃないので、しっかり立て直したい。反省して、前を向いて、やるべきことをやるのみ」と引き締めた。【柏原誠】



