創部70周年の日本新薬が負ければ予選敗退の中、延長戦を制し、17大会連続27度目の本大会出場へ望みをつないだ。

プロ注目の最速153キロ右腕・遠藤慎也投手(24=亜大)が、3-1の5回2死満塁から登板したが、押し出し四球や右越え適時二塁打などで、1死もとれず1失点で降板。「逆転を許す最悪のケース」と悔やんだが、味方の奮闘が実り、両軍で31安打にのぼる乱打戦の末に勝利した。

降板後は、「やれることはそれだけです」と、バット引きや次の打者に相手の特徴を伝えるなど、サポートに徹した。球場には阪神などNPB3球団のスカウトが、視察した。

入社から2年間は、目標とする日本ハム伊藤大海の速球に近づこうと、力強い直球を磨き上げてきた。

ドラフトイヤーに加え、会社の記念すべき年で大会への連続出場記録もかかっている。「上を向くしかない」と遠藤。本大会切符へ残り2勝とし、「任せられた場面をしっかり抑える。今日のことは自分の中で受け入れて次へ準備します」と切り替えた。【中島麗】

○…アスミビルダーズがともに兵庫を拠点とするサムティを3-1で破った。打撃指導を担う藤井康雄コーチ兼アナライザー(63)は「一番負けられない相手。こっちもプライドがあるから」と喜んだ。相手の指揮官はオリックス元同僚の小川博文監督(58)率いる創部1年目。オリックスV戦士対決を制し、本大会まで残り2勝。同社は建設現場の作業を中心とし、練習は午後7時から開始する。前田克也監督(56)は「藤井さんがいることは心強い」と感謝した