新人王を狙う阪神ドラフト1位左腕・伊原陵人投手(25)が先発で猛アピールした。6回4安打1失点。勝ち投手の権利を得た状態で降板した。
初回1死満塁から、中日ジェイソン・ボスラー外野手(32)に先制の中前適時打を許したが、後続を打ち取り1失点で切り抜けた。
初回こそ3安打を集められたが、2回から6回までは、わずか1安打に抑えた。1-1の6回に代打を送られて交代も、代打に出たラモン・ヘルナンデス内野手(29)が右前タイムリー。伊原は6月8日オリックス戦以来112日ぶりとなる勝ち星の権利を得た。
プロ1年目の今季は開幕1軍入りを果たし、リリーフでスタート。4月後半から先発に転向した。7月に1度リリーフで登板したものの、基本的には先発を務め、9月から再びリリーフに配置された。役割を変えながらも柔軟に適応。チームの優勝に貢献してきた。試合前時点で、28試合に登板し、5勝7敗1ホールド、防御率2・33。この日が17試合目の先発だった。
先発起用には訳があった。藤川球児監督(45)が新人王獲得を猛プッシュ。アピールの場を設定したからだ。8月28日DeNA戦以来となる先発のマウンドで、指揮官の期待にこたえる好投を見せた。



