来年3月に開催されるWBCの米国代表で監督を務めるマーク・デローサ氏(50)が22日(日本時間23日)までに、米専門局MLBネットワークの番組「MLB CENTRAL」で、ドジャース佐々木朗希投手(23)について語った。
佐々木は右肩の故障で5月に離脱するも、9月下旬に救援としてメジャー復帰。ポストシーズン(PS)からは、長く不在だった守護神の座に定着し、7試合で防御率1・13と支配的なピッチングを続けている。
デローサ氏は「ドジャースの勝敗を左右する選手の名前が、1人だけ浮かんでいる」と言及。MCが「ササキ?」とたずねると、同氏は「そうだ。ササキだ」と答えた。つづけて「シーズン序盤は怖がって、自信がなさそうだった。まだ疑いが残っているんじゃないか。私がブルージェイズ側なら、訪れるであろう大きなチャンスを生かさなければならない」と、プレッシャーがかかる場面での佐々木をどう攻めるかに言及した。
同氏は、佐々木のパフォーマンスは認めたうえで「彼がもしこのシリーズで支配的なピッチングをすれば、彼は本物だろう」と締めくくった。
今季のドジャースは、守護神候補とされた投手が不調。宿敵パドレスから、救援投手としては破格の4年総額7200万ドル(約112億円)で獲得したタナー・スコット投手(31)、レンジャーズから補強した実績十分のカービー・イエーツ投手(38)が、本来の実力を発揮できなかった。
開幕直後は70年ぶり3度目の8連勝を飾るロケットスタートも、タイラー・グラスノー投手(32)やブレーク・スネル投手(32)、トニー・ゴンソリン投手(31)ら先発陣が離脱。シーズン序盤から救援陣がフル回転した。後半戦で先発陣が徐々に復帰したものの、負担が増大していたリリーフ陣に不安定なピッチングが続いた。
PSでも救援陣が不安視されていたが、9回の佐々木へバトンタッチする形が確立。山本由伸投手(27)と大谷翔平投手(31)も含めた先発陣が支配的な投球を続け、佐々木も救世主的な存在となっている。



