試合前に早大OBで元ロッテ投手の八木沢荘六氏(80)がレジェンド始球式を務めた。6月から月3回のペースで練習を重ね、投手プレートから投じた。「元プロですから、前からは投げられないと思った。遠かった」とわずかにキャッチャーミットに届かず苦笑いだった。

大学1年春に早慶1回戦で先発するという戦後初の快挙を成し遂げた。当時の監督、石井連蔵さんの教えを振り返り「キャッチボールをきちんとやること。それが基本」と後輩にエールを送った。「18歳から22歳の青春を神宮にかけた。この舞台に立てて幸せでした」と話したリーグ通算24勝のレジェンドに、スタンドから大きな拍手が送られた。