日本ハム山県秀内野手(23)が25日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、今季年俸830万円からほぼ倍増の1600万円の提示を受け「ありがたい評価を、頂きました」と、サインした。アップ分は「姉にこどもが生まれたので、そのおいっ子に貢ごうかなって思ってます」と笑顔で話した。
守備の名手と期待され加入したが、バットでもアピールした。6月4日阪神戦で初本塁打、9月9日ソフトバンク戦では最優秀防御率のモイネロから4回に左越え2号、6回にも再び左越え3号と、初の2打席連続本塁打を放った。結果的に84試合に出場し、185打数43安打11打点、2割3分2厘の成績を残した。
球団からは「バッティングはもう少し時間がかかると思っていた。いい意味で期待を裏切られた」と伝えられた。山県自身も「想像以上だった。ホームランはプロ通算0だと思っていたので、そこをいい意味で、自分も裏切られた感じがしています」と振り返った。
1年目から攻守で奮闘も、自己採点は「65点」と厳しめ。「ミスだったり、そういうのを経験できたシーズンだったので、それが50点分。もっと進化できるっていう、かけらというか、過程が見えたのがすごく良かったので、そこは15点ですかね」。名門早大学院出身らしい、奥深い方法で得点を算出した。
22日のファンフェスでは、特技のピアノ演奏を披露し、会場をわかせた。「(球団から)ピアノ査定を入れ忘れた、と言われたので、来年は入れてもらおうかなと思います。せっかくキーボードを送っていただいたので、新しい曲にも挑戦したい」。来季は攻守に加え、演奏力にも磨きをかけ、さらに“リアル殿馬”感を出していく。(金額は推定)【永野高輔】



