ヤクルト荘司宏太投手(25)が最優秀新人賞に輝いた。
1年目の今季は45試合登板の28ホールド、防御率1・05だった。デビューから12試合連続無失点をマークするなど中継ぎ左腕として躍動した。「獲得できるのは生涯に1度しかない。素直にうれしい気持ち。一時離脱をしましたけど、復帰してから新人王をとるんだと後半の試合に臨んだ。それが実ってよかった」と喜びをかみしめた。
球団では19年村上以来の新人王となった。投票総数277のうち、約63%となる175票を集めた。新調したネービーブルーのスーツを決め、表彰式ではスポットライトを浴びた。
5月上旬から約1カ月の離脱を経験した。2軍でリハビリとなった中、チームメートの矢崎の激励が力になった。「勝ちパターンになっている時に離脱したら、絶対にそのポジションを取られる。それは絶対逃してはいけないぞ」と鼓舞された。荘司は「そこでまた、このポジションを譲らないという気持ちで臨めた。そこが一番、自分にとってありがたい言葉だった」と感謝した。
来季は守護神奪取に燃える。「自分は抑えをやりたい。来季はセーブ王を取りたい」。積み上げた自信を糧に、2年目に向かう。
◆荘司宏太(しょうじ・こうた)2000年(平12)5月22日生まれ、東京都八王子市出身。駿台甲府では1年夏からベンチ入りも甲子園出場なし。国士舘大を経て、セガサミーで23年都市対抗出場。翌年は東京ガスの補強選手に選ばれ、チームの4強進出に貢献。24年ドラフト3位でヤクルト入団。今季推定年俸1200万円。172センチ、90キロ。左投げ左打ち。



