阪神森下翔太外野手(25)が、かわいい後輩同期に極上のプレゼントを贈った。序盤から奥川恭伸投手(24)を打ち崩せず、重い展開。プロ初先発で力投を続ける茨木秀俊投手(21)を見殺しにはしたくない。4回、3番打者がついにとらえた。
カウント2-2からの緩い低めのカーブを力みなく振り抜くと、低い弾道で左翼席に飛び込んだ。リーグ単独トップに立つ4号の先制ソロ。「奥川投手には昨季、かなりやられていた部分もあった。うまく拾って打てました。ヒデ(茨木)に先制点をあげたかったので最高の結果になったと思います」。雨のため、屋内で行われたヒーローインタビュー。隣の茨木はうれしそうに微笑んでいた。
22年ドラフト1位が森下で4位が茨木。森下が4学年上だが、寮生活を2年間ともにして気心も知れている。「最初、ヒデは何考えているか分からない、表情に出ない感じだった。でも関わっていくと、あいつも自分をイジるし、先輩後輩ではあるけど、すごく仲良くなりました」。試合前、緊張する右腕と顔を合わせるたび「頑張れよ」と言い続けた。その効果もあってか2人で最高の1日にできた。「いいプレッシャーになってくれたかな。野手陣もリズムをつかめる投球でした」と大仕事をほめ上げた。【柏原誠】



