中日が接戦を落とし、18試合目にして借金は2ケタの10に膨らんだ。開幕から阪神戦で5連敗を喫するのは1リーグ時代の37年秋(1分け含む)38年秋に次いで88年ぶり3度目となった。
先発大野雄大投手(37)は好投した。毎回の11三振を奪う力投を見せ、6回5安打2失点で降板した。しかし、3-2と1点リードで迎えた7回、2番手で登板した杉浦稔大投手(34)がつかまり、逆転された。
打線は「7番右翼」で今季初出場の鵜飼航丞外野手(26)が今季1号2ランを含む猛打賞。今季初スタメンの大島洋平外野手(40)も中前適時打を放つなど、オーダーを組み替えた効果はあったが、またしても接戦を落とした。
福永裕基内野手(29)が3回、三塁ファウルフライを追ってカメラマン席に頭から落下して負傷交代するアクシデントもあり、敗戦後は重苦しいムードが漂った。
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井上一樹監督(54)の主な一問一答は以下の通り。
-福永の様態は
病院に救急車で運ばれて…。見た限りでは出血とかね。頭を裂傷しているとか。もちろん、心配ではあります。まずは切り傷、要は裂傷した部分だけで済むのが一番いいかなとは思いますけど。ただ、そこはちょっと頭に関することなので、もうちょっと検査をした上で。何もないことをとりあえず祈るのみです。
-意識は
ちょっと記憶が一瞬飛んだみたいなところはありましたけど。でも、一応、話しかけには答えていたし。そこは大丈夫だというふうに思いたいですけど。
-今後は
ああいう状態になったのを、じゃあ、明日、明後日に使えるかというと、使えない。「特例措置」みたいなことをしてもらう形になると思います。
-試合では7回に杉浦を投入
杉浦は日本ハムからウチのピースとして…。ああいう場面で投げてもらうために日本ハムさんからいただいているわけですから。そういう場面でこれからもいってもらいたいですよ。
-ブルペン陣について
投手で言えばベンチにいる、ベンチに登録しているメンバーでやるしかない。選択というか、もちろん最終的には僕が判断するんですけど。投手コーチの知恵と洞察力というか、見た形の中から「これでいいんじゃないですか」というのを信じて。
-前日17日に交錯した花田について
昨日の交錯で膝というか、ちょっと痛めていたし。彼の処遇についてはまた明日決めたいと思います。
-打線を大幅に変更
ヨウヘイ(大島)にしても、鵜飼にしても、試合に出たくてウズウズしているよというメッセージというか。今日はいい働きを見せてくれましたし。選手たちが日々こうやって、まだかまだかと…。やっぱりそういう選手たちのアピールというか、熱々した部分というのを求めてこちらも見ているので。ヨウヘイも、いいところでいい仕事をしてくれる。これからもしてもらわないと困りますけどね。
-アクシデントもあり、ムードも
そうですね。だから皆さんがどういうふうに判断するかは分かりませんけど。ただ、もう1歩とか、もう一声とか。10-0で負けたとか、12-2で負けたとかいうような試合をやってるわけではないので。それは選手たちが一生懸命やった結果ですから。いつかはね、やまない雨はないではないんですけど、そこは信じながら。こちらも策を練り、あとは選手たちのモチベーション、テンションを下げないように。「今日こそは、今日こそは」という形でやっていくしかないと思います。



