ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)が、「高橋光成キラー」ぶりを発揮した。
初回、2死走者なしで低め147キロの球をバックスクリーン右へ。打球を見送った高橋光がびっくりするほどの伸びだった。「左のお尻を意識して、いい打ち方ができたと思います」と、納得の1打だった。
2人は同学年。高校3年生の時にはU18代表としてバッテリーも組んだ仲だ。高橋光は長年西武の中心投手として活躍。栗原はレギュラーに定着しはじめた20、21年の2年間は打率1割2分5厘(24打数3安打)と相手にならなかったが、故障明けの23年からはこの日を含め打率4割2分3厘(26打数11安打)、2本塁打と得意にしている。
「今年の光成はめちゃくちゃいい。相性は関係ないですね。でも、個人的には楽しい」と、ハイレベルな対戦を楽しんでいる。6回の3打席目前には「結構、気合入っている感じがしたんで」と、闘志メラメラの高橋光と目が合うと、お互いニヤリ。内角低め152キロで一ゴロに仕留められた。「勝ちたかった。しっかり(登板)2回やられているんで」と、次は打って試合にも勝つと誓った。96年世代を代表する2人の名勝負は今後も続く。【石橋隆雄】



