阪神藤川球児監督(45)が節目の通算100勝目に到達した。広島に1-0で勝利し13日ぶりに首位も奪回。就任167試合目での到達は巨人原前監督に並ぶセ・リーグ最速記録だ。指揮官は「自分がどうこうはないですけど、阪神タイガースの組織がうまく執り行えている証しが出ているわけですから、非常に満足しています」とチーム一丸での星の積み重ねを喜んだ。
ギリギリの真剣勝負で日々戦うシーズン。故障や疲労蓄積は常に隣り合わせで、日米通算811試合登板した藤川監督だからこそ選手の健康維持に尽力する。23日、DeNA戦(横浜)の雨天中止が決まると、佐藤、森下ら主力組は球場に姿を見せず、すぐに新幹線で帰阪させた。リフレッシュと“自由時間”を与える球児流マネジメント。その佐藤が4回、メモリアル星に花を添える決勝ソロを放った。
大歓声の本拠地で球史に名を残した。「選手たちがグラウンドで素晴らしいパフォーマンスを残し、さらにうまくなりたいと磨いてくれている。ファンの方もその選手たちを期待している。ファンと現場が一体になっている証し」。勝利の余韻を感じながらも「ベストっていうことですからね、きょうまでは」と藤川監督は28日からの9連戦に目を向けていた。【只松憲】



