ソフトバンクは逆転負けで連勝が4で止まった。
育成出身の最速159キロ左腕で、プロ初先発のアレクサンダー・アルメンタ投手(21)が誤算だった。2回1/3を4安打5失点で降板。デビュー戦を白星で飾ることはできず、ほろ苦いマウンドとなった。「ストライクゾーンの中で勝負できなかった。反省していい投球ができるように頑張りたい」と懸命に前を向いた。
大器の片鱗(へんりん)は見せた。初回、巨人先頭泉口への初球。いきなり154キロをマークした。6球目にはこの日最速の157キロ。さらに1死一、二塁では4番ダルベックにオール真っすぐ勝負。鮮やかに3球三振で斬った。この回投じた22球中17球が直球。すべて150キロ超えだった。
ただ、制球面の不安定さから崩れた。序盤からストライク、ボールがはっきりし、苦しい展開が続いた。2回まで無失点も、3回に1死満塁から押し出し四球。続くキャベッジには勝ち越しの2点適時打を許した。この試合、計4四死球と精彩を欠いた。小久保監督は「ストライク先行でいかないと、いくら球が速くても」と厳しい表情だった。
これで4位の日本ハムに1ゲーム差と迫られた。28日は勝利し、交流戦開幕カード勝ち越しを決めたいところだ。



