日本ハム新庄剛志監督(54)が甲子園で2連勝し、古巣阪神との通算対戦成績を38勝37敗1分けと、1つ勝ち越した。前カードではソフトバンク相手に3連敗と苦しんだが、甲子園での阪神戦は前回の24年に続いて勝ち越しが決まった。「乗っていけそうですね。本当にピッチャーとバッターがこういう風にかみ合っていけば。いい戦いをしたと思います」と手応えを口にした。
1点差に詰められていた7回2死から貴重な追加点をもぎ取った。一、三塁で奈良間の右前適時打、さらに一、三塁からカストロも左前適時打で畳み掛けた。カストロは4回に低めのチェンジアップに3球三振していたが、その後の打席から2打席連続安打。指揮官は「低めのボール球を最初に空振りするのは、カッちゃん(カストロ)の作戦なんで(笑い)。大体あの後打つでしょ。なんか餌まいてんのかな」。突然、調子を取り戻す助っ人を不思議がりながらも、うれしそうだった。
勝ってかぶとの緒を締める。守護神柳川が9回を締め12セーブ目を挙げたが「柳川君150キロ超えてるけど、最後危なくなかった? ど真ん中? あれ、結果オーライじゃ済まされないよね。危なかった」。さらに「守備のミスも走塁のミスもあったんで。明日ちょっとミーティングでしっかりヘッドに言ってもらって」。手綱を締め直し、大好きな甲子園での3連勝を狙う。【永野高輔】
▽カストロ(7回2死一三塁で左前適時打)「勝利に貢献できて本当に良かったです。(ファンへ)皆さんの前で優勝して、北海道に優勝の旗を持って帰れるように頑張ります」



