ヤクルトが今季初の4連敗を喫した。
打つ手は打った。完封負けを喫した前日6日から打順を大きく動かした。3番赤羽、4番オスナ、5番内山のクリーンアップに7番捕手には打撃の良い鈴木叶。「少しでも早い回にヤクルトファンの傘を開かせたい」。連打でもホームランでもいい、池山隆寛監督(60)はとにかく得点シーンを熱望した。
メンタル面でも動いた。試合前に選手を集め、ヤクルト飲料を手に「今日は勝つぞ!」と、明るくハッパをかけた。「負けが続くとどうしても元気がなくなる。明るく、結果を気にせず思い切ってやるのが、今年のうちの野球だから」。
クラブハウスの神棚には、「お守り」として、今春のWBCでブラジル代表監督を務めた松元ユウイチヘッドコーチ(45)の同国ユニホームを飾った。「ブラジル代表は確か4連敗…」というツッコミに笑いが起き、狙い通りの明るい雰囲気で試合を迎えていた。
しかし、日本ハム先発北山から1点を取るのが精いっぱい。先発の奥川恭伸投手(25)も2本の本塁打を浴びるなどして5回6失点(自責点3)で5敗目を喫した。池山監督は「(日本ハム先発の)北山投手のストレートが強かった。パの投手は全体的に球が速い。反省すべきところは反省し、次からのDH(での試合に)に備えたい」と話した。



