日本ハムが終盤の競り合いを制し、首位西武から貴重な白星をつかんだ。同点の9回1死二塁、奈良間大己内野手(26)が右翼線に適時二塁打を放ち、勝ち越した。「簡単ではないボールでしたけど、きれいに打てて良かった」。6月14日中日戦以来、リーグ再開後初のスタメンで2安打1打点と気を吐き「上にいるライオンズ。昨日負けてしまって、何とか1勝できて良かったです」と喜んだ。
前夜、好投手隅田攻略へ思いを巡らした新庄剛志監督(54)の頭に、奈良間の思い切りいいスイングが浮かんで来た。「昨日の夜からいろいろやりとりをしてて奈良間君が最初に出てきた。何かやってくれそうな。過去(の対戦)振り返ってもいい感じで振ってたような記憶がものすごくあったし」と、奈良間が好調だったころの動画を送信。奈良間は「“こんな感じで行こう”みたいなコメントもらっていたので、すごくいいイメージで入れた」と感謝した。
投げては今季2度目の先発登板となった山崎福也投手(33)が、3回無死満塁のピンチを招くも、この回1失点でしのぐなど粘りの投球で、6回1失点と好投。2勝目は次回登板へお預けとなったが、指揮官は「完璧なピッチング」。サヨナラ負けの前夜の鬱憤(うっぷん)を晴らし、首位西武とのゲーム差を再び4に縮めた。



