ソフトバンクの壁は、厚かった。日本ハムは終盤にエース伊藤大海投手(28)がつかまり、対ソフトバンクは、開幕から全5カードで負け越し。新庄剛志監督(54)は「伊藤君は踏ん張って欲しかったね」と、残念がった。
2-1の6回、柳田に弾丸ライナーの同点ソロを浴びると、7回には先頭の1番周東から3連続長短打を許して、あっという間に2点を勝ち越された。4回まではカーブをアクセントにテンポよく2安打無失点と好投していただけに、指揮官は「あそこで、もう1回ギアを上げて0で帰ってきてくれていたら、まだ勝負は分からなかった。伊藤君なら抑えてくれるだろうという気持ちがあったんで、本人が一番悔しいんじゃないですか」と、話した。
オールスター前の首位ソフトバンクとの対戦は、これで終了。2勝12敗で、1度もカード勝ち越しはなかった。「前半のソフトバンク戦が終わったから、これで金縛りが解けてね。またみんな(状態が)戻ってくれると信じて、残り全部勝つつもりで」。ソフトバンク戦は残り11試合。まだ、シーズン勝ち越しのチャンスはある。新庄監督は、顔を上げた。【中島宙恵】
日本ハム伊藤(6回0/3を9安打5失点で5敗目)「引っ張っていかなきゃいけない立場なのに、逆に足を引っ張ってしまっている現実が歯がゆい。今日は一貫して落ち球があまり良くなかった。左打者が続く打線では致命的」



