ヤクルトが2試合連続のサヨナラ勝利を決めた。6月30日以来で、今月では初の3連勝。借金を2まで減らし、2位阪神との差は5・5に縮めた。

西舘昂汰投手(25)がプロ初登板初先発のマウンドに上がった。初回から1安打、2四球で2死満塁のピンチを背負うも広島モンテロを空振り三振で無失点。その後も出塁は許したが、得点圏に走者を置くことはなくスコアボードにゼロを並べた。5回で100球を投げ、2安打5四球3奪三振無失点。9回に追いつかれ、初勝利とはならなかったが好投を披露した。

23年ドラフト1位で入団。ルーキーイヤーの24年は2軍で5試合のみで、9月に右ひじ内側側副靱帯(じんたい)の再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け同年オフに育成契約を結んだ。今年3月25日のファーム・リーグのロッテ戦で約1年7カ月ぶりで術後初の実戦登板。同リーグではここまで計10試合に登板し、今月22日に支配下復帰となった。

打線は8試合ぶりに先取点をとった。3回に先頭松本直樹捕手(32)が相手三塁手の失策で出塁。西舘が犠打を決め、長岡秀樹内野手(24)が中前打を放ち1死一、三塁のチャンスをつくった。丸山和郁外野手(27)が先制の中犠飛。ミスを見逃さずそれぞれが役割を果たした。

9回に守護神ホセ・キハダ投手(30)が1点を失い同点。延長に入ったが、サヨナラ勝ちした。

▽ヤクルト古賀(延長10回にサヨナラ犠飛。チームは3連勝)「前のバッターがつないでくれた。何とか決めたかった。同じ福岡出身の西館が5回まで粘ってゼロで試合をつくっていたので、何とか勝てるようにしたかったです」

【プロ野球スコア速報】はこちら>>