中日はサヨナラ負けで4連敗を喫し、単独最下位に転落した。敵地でのDeNA戦は3連敗で、今季6度目の同一カード3連敗。CS争いを繰り広げる3位DeNAとのゲーム差は5・5に広がった。
試合前まで3戦連続で終盤に逆転負けを喫していたチームは、この日から遊撃でスタメン出場していた山本に代わり、左肩脱臼から復帰した田中が「9番遊撃」で復帰後初スタメン。田中は2安打2得点と得点に絡み、守備でも好守を連発した。序盤に先制を許したものの、DeNA先発篠木を攻略してすぐさま逆転。
しかし、篠木降板後は相手救援陣から追加点を奪えず、1点差のまま9回へ。8回には3番手吉田が三森に三盗を許すなどピンチを招いたが、無失点で切り抜け、しびれる展開が続いた。
最後は守護神松山が4試合ぶりのセーブシチュエーションで登板。先頭の度会に内野安打を許すと、牧を打ち取った後、佐野に四球。代走から出場した三森にも中前打を浴び、1死満塁のピンチを招いた。宮崎の右犠飛で同点に追いつかれ、ここで首脳陣は中堅手を花田から岡林に交代。だが、最後はここまで無安打だった蝦名に岡林の前へ落ちる中前適時打を許し、サヨナラ負けとなった。
井上一樹監督(55)は「ウチの最後の砦じゃないけど、松山を注ぎ込むところまで(いけた)。それまでピンチをしのいだだけに、今日はみんないけるぞ、という気持ちをみんなも持っていたと思う。ある意味、勝つか負けるかはあいつ次第だっていう」と振り返った。松山への信頼も揺らいでおらず、「あいつは『何連投でもいく』とか言うやつだし、そこの奮起に期待したいと思います」と話した。松山は「シンプルに自分の力不足。次はしっかりと切り替えて準備をしていきたい」と語った。
▽中日松山(セーブ失敗となり3敗目)「シンプルに自分の力不足。次はしっかり切り替えて準備したい」



