阪神2軍が逆転勝ちし、破竹の7連勝だ。3-3の8回1死二、三塁から嶋村麟士朗捕手(23)が逆方向の左翼へ値千金の勝ち越し2点適時二塁打を放った。左アキレス腱(けん)断裂から再起を目指す阪神石井大智投手(29)は6回から3番手でリリーフし、1回を1安打無失点。復帰5戦目の登板を無事に終え、1軍復帰へまた1歩前進した。平田勝男2軍監督(67)の一問一答は以下の通り。

-先発ルーカスは2回に左手の中指を流血するアクシデント

今日の立ち上がりから素晴らしかったんやけどな。大事を取って(2回で)交代させたっていうところだけどね。素晴らしい立ち上がりだったので残念だったけどな。これはしょうがない。

-初回からストレートも153キロを計測

ルーカスらしいストレートの力、変化球のコントロール、キレも含めて、全て立ち上がり良かったよ。

-相手日本ハムの先発はパ・リーグトップタイ11勝の加藤貴

11勝、してるんじゃない? (加藤貴の)投球術に若い子たちは、はまったりしてたところはあったけど。彼らにとってすごくいい経験になったんじゃない。

-立石は初回2死から初球を左前打

緩い球をね。チャンスで欲を言えば(2点リードの)7回かな。(1死三塁から)もう1点。ヒットとは言わないけど、何とか犠牲フライとか。昨日の(サヨナラ打を放った)勝負強さを今日も。そういうところは勉強だな。

-最後は嶋村が勝ち越し打

素晴らしかったな。(2回は)ノーアウト満塁で加藤(貴)に打たされて。(8回は1死二、三塁から)きっちり(カウント)スリーツーから逆方向。彼は逆方向に打つ打球が伸びるんでね。彼の持ち味だよ。強引に引っ張りにいくとどうしてもゴロになる。そういうところで嶋村が最後にいいところで取り返してくれたよ。

-チームはこれで7連勝

僕(21年に)18連勝してるのよ。言ったことある?ファーム新記録持っているのよ。7連勝なんか何も意味もない。18連勝の記録保持者なので。今年は負けが込んで、負けてすごく学ぶことが多かったわけ。打てない、今日も打てない、明日も打てない。ずっと打てない。それが今はまだまだ成果まではいかないけど、負けて打てなかったりしたことで、俺はじめコーチの人たちも含めて学んだことがたくさんあるので。今、選手たちの個々の技術を上げようというところがちょっとずつ、もうちょっと。ちょっちゅね。具志堅用高の。

-復帰後5度目の登板となった石井は1回無失点

もう問題なく。今日も151キロ出てたし、ヒット1本打たれたか。(石井から右前打を放った)エドポロすごいね。アウトコースのボール気味をライト前に、エドポロはいい選手になるんじゃないかな? フレッシュオールスターでホームランも打っててMVPに輝いた。今日は石井から打ってエドポロを褒めてあげたい。

-石井は変化球も多投。総仕上げの意味合いも

いや、仕上げっていうか、本人は1試合、1試合、自分の今の調子を確かめながら、感覚を確かめながら、投げているわけなので。

-シンカー、フォークと落ちる球も良かった

そういうところは手応えは感じているとは思いますけど。

-あとは1軍昇格は上(1軍の首脳陣)が判断すること

まだ段階をまだ踏んでるところなのでね。それ以上のことは言えない。

-登板を重ねるたびに着実にステップアップしている

もちろん。もう5試合を投げているわけでしょ。ステップアップっていうか、その段階をクリアしていっているわけなので。次はまた、投げた後の状態を見てどうするかという。我々全員でトレーナーも含めて考えることなので。