広島栗林良吏投手(30)が3日、カード勝ち越しをかけて中日戦(バンテリンドーム)に先発する。
前日2日、チームは逆転負けを喫し、連勝が止まった。自身は7月18日阪神戦での5勝目以来、白星から遠ざかり、バンテリンドームでの登板は、右内転筋を痛めて1回途中で降板した5月22日以来となる。「なんとしても抑えたい気持ちが強い。8月は足を引っ張った分、何とか9月はという気持ち。切り替えとして、月が変わったことはプラスに捉えて、今月はチームに貢献したい」。期する思いは強い。
鍵となるのは立ち上がりだ。直近5試合すべてで序盤3回までに失点し、そのうち3試合は1回に許したもので、いずれも複数失点だった。前回登板後には新井監督が「立ち上がりはどの投手も難しいんだけど、大事に行き過ぎているので、もっと楽な気持ちで入った方が良くなるんじゃないか」と進言していた。本人も「2ストライクに追い込んでから打たれたものもある。三振を取ろうではなく、もっと視野を広げると違う投球もできると思う。何でもかんでもきれいに抑えなくていいのかなと思う」と大胆に攻めていく姿勢を示した。
昨季は6勝16敗、24年は5勝20敗と、チームは2年連続で9月に大失速した。真価が問われる9月戦線。栗林がカード勝ち越しスタートに導く投球を目指す。



