阪神佐藤輝明内野手(27)がメジャーの目を釘付けにした。神宮で3試合連続の4本塁打。この2日間はほかに関東圏で試合がなくメジャー球団のスカウトが集中した。とくに2日は十数球団が詰めかけた。メッツ・スターンズGMの姿もあった。パドレスのプレラーGMは2日、3日と2日連続で視察。3本を直接目にして笑顔を見せた。
先日の横浜はホワイトソックスの幹部が視察。今年は幹部クラスも続々と来日している。あるスカウトは「うちも球団幹部が見に来る。これからまだまだ視察は増えるんじゃないかな」と予想した。もちろん佐藤1人を見ているわけではないが、佐藤を軸に視察日程を決める球団も多い。
24年オフにメジャー移籍の希望を球団に伝えた。いつ移籍が実現するかは分からない。あるメジャー球団幹部は「メジャーでは最初、ストライクゾーンに苦しむかもしれないけど、やっぱりパワーを評価している」と明かした。守備や走塁、プレー間の様子にも目を光らせる。獲得調査が本格化している証しだ。
メジャーではOPS(出塁率+長打率)が強打者の重要指標。12球団で1人だけ1・00をキープする佐藤も初の大台が射程圏。カブス鈴木、レッドソックス吉田、ホワイトソックス村上、ブルージェイズ岡本はいずれも大台をクリアして海を渡った。佐藤もそのレベルに近づいている。



