DeNA牧秀悟内野手(28)がキャリアハイとなる30号2ランを放った。

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大好きなばあちゃんにアーチを届けた。「見ててくれているかな?」。牧は天を見つめ、右手で左胸をたたいた。7月29日に母方の祖母が86歳で他界。シーズン後半戦の初戦を欠場し、地元の長野県に帰省した。別れを告げた翌日、8月1日の巨人戦では17号ソロ。「ばあちゃんに打たせてもらった」と感謝を口にした。

それからは本塁打を放つと、本塁を踏む直前には空に視線を向けるようになった。「ホームランを打つとめっちゃ喜んでくれた。しっかり打てたっていうのを報告して」。ばあちゃんは三振がとにかく嫌い。小学生の頃から、三振をするとしっかり怒られていた。

一番喜んでもらえるのがホームランだった。興奮冷めやらぬ中、ダイヤモンドを1周すると「報告」を忘れてしまうこともある。それでも、「それだと、ばあちゃんに怒られそうなので」。自身初の30本塁打到達の報告は忘れずに。本拠地の大歓声を浴びながら、空を見上げた。【山本佳央】