【巨人石井琢朗】自信を積み上げることが成長 2軍で伝え続けた「I Can Do It」

今季、1年間巨人の2軍監督を務めた石井琢朗氏(56)が、シーズンを振り返りました。ファーム・リーグ中地区で75勝47敗2分けでDeNAと3ゲーム差の2位。最後まで優勝争いを繰り広げ、緊張感のある試合を維持しながら多くの若手選手を1軍へ送り出しました。その一方で、定着には課題が残った1年間。1軍に昇格することと、そこで戦い続けることの大きな違いがありました。技術だけではない課題、失敗との向き合い方、選手に求めてきた心構えとは。来季は巡回打撃コーチとして松井秀喜新監督(52)を支える石井氏の、1年間の総括をお届けします。

プロ野球

★石井琢朗氏が語った主な内容

  • 1軍に「上がる」と「定着する」の大きな違い
  • 「失敗してもいい」を全肯定しない理由
  • 合言葉「I Can Do It」に込めた思い

◆石井琢朗(いしい・たくろう)1970年(昭45)8月25日、栃木県佐野市生まれ。足利工から88年ドラフト外で大洋(現DeNA)入団。91年秋に投手から野手に転向した。98年には横浜の38年ぶり日本一に貢献。09年から広島でプレー。12年に現役引退。最多安打2回、盗塁王4回。通算2432安打、102本塁打、670打点、打率2割8分2厘。引退後は13~17年広島、18、19年ヤクルトコーチ。20、21年巨人コーチ、22年からDeNAコーチ。26年は巨人2軍監督。174センチ、82キロ。右投げ左打ち。

選手を見守る石井琢朗2軍監督(25年11月)

選手を見守る石井琢朗2軍監督(25年11月)

就任1年目の総括 送り出した若手と残った課題

「手応えまではいかないかな、というのが正直なところです」

9月27日のファーム最終戦直後。今季、2軍監督を務めた石井琢朗氏は就任1年目のシーズンをそう振り返った。多くの若手を1軍へ送り出した。一方で、昇格した選手がそのままレギュラーを勝ち取ったわけではなかった。

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。26年は巨人担当。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。