オリックスに育成ドラフト2位で指名された仙台大・井尻琉斗捕手(22=北海)が28日、宮城・柴田町内の同大学で指名あいさつを受けた。牧田勝吾編成部副部長(52)と担当の小松聖スカウト(44)と対面した。

ドラフト会議直後の24、25日の東北代表決定戦で神宮切符を手にし、この日の指名あいさつを迎えた。井尻は「気持ちが試合に向いていたところ、一区切りついて実感が湧いてきました」とはにかんだ。プロの舞台に向け「キャッチャーだったら井尻と言われるような信頼される選手になりたい。自分の持ち味の守備の部分でしっかりと信頼をつかんで、少しでも早く支配下にあがりたいと思います」と抱負を口にした。

小松スカウトも「育成というところはありますが、今すぐプロの舞台でプレーできる技術がある。打撃力の向上は必要だと思いますが、全体的に勝負できると期待しています」と背を押した。

盛岡での東北代表決定戦に岸田護監督(45)が視察に訪れた際に「いい体しているね」と声をかけてもらったことを明かし、「オーラがすごいなという印象でしたが、フランクに話しかけてくださいました」。この日の懇談後には、岸田監督のサイン入りドラフトID、「共闘」とメッセージが記されたボールを手渡され「戦力としてとってくださったのは本当にうれしい気持ちなので、期待に応えられるように頑張りたい」と気を引き締めた。

◆井尻琉斗(いじり・りゅうと)2004年(平16)5月31日生まれ、札幌市出身。小学3年生から野球を始め、幌南ファイターズ-札幌豊平ボーイズでプレー。北海では2年夏に甲子園出場。仙台大では2年春からベンチ入りし、24年の全日本大学選手権に出場。今年のドラフト会議でオリックスから育成2位で指名を受けた。座右の銘は「粉骨砕身」。170センチ、83キロ。右投げ右打ち。

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