来年4月の開幕を目指す野球の関西独立リーグの設立会見が6日、大阪市内で行われ、オリックス元監督の石毛宏典最高顧問(51)中村明代表(47)らが出席した。初年度は和歌山の紀州レンジャーズなど4球団で構成され、紀州以外の大阪チーム、神戸チーム、播磨チーム(いずれも仮名)は今年10月下旬のトライアウトで選手を決める。選手は1チーム20人のプロ契約で、年間72試合を4~10月にかけて行う。監督・コーチはプロOBが中心で、これから人選に入る。

 09年の初年度から1試合の平均観客2000人という目標を明かした中村代表は「阪神、オリックスの本拠地で、力のあるアマチームもそろう関西ですが、ファン層が違う。必ず目標は達成できる」と語った。