日本ハムは2日、坪井智哉外野手(36)と多田野数人投手(30)の退団を発表した。坪井は昨年、代打の切り札としてリーグ制覇に貢献したが、今季は座骨神経痛にも悩まされて36試合の出場にとどまり、打率2割3分4厘、9打点と苦しんだ。球団はコーチ就任を要請したが、本人は現役続行を希望。球団を通じ「コーチ就任という、ありがたい話もいただきましたが、自分としてはまだプレーヤーとしてやりたいという、アホでわがままな選択をさせていただきました」とコメントした。

 [2010年10月2日17時0分]ソーシャルブックマーク